日本サッカー協会の宮本恒靖会長(47)が、なでしこジャパンのコーチを務めた元日本代表DFの内田篤人氏の今後の見通しを語った。
4―0で勝利した26日の国際親善試合・韓国戦(国立)に向けた活動では、パリ五輪後に退任した池田太監督の後任が決まっておらず、元監督の佐々木則夫女子委員長が代行で指揮を執り、内田氏がコーチとして入閣した。
宮本会長は試合後、内田氏について「毎日練習を見ていたわけではないので評価は難しいけど、いろいろな面で(内田氏の指導が)良かったと聞いている。(今後については)新しい代表監督の意向も大きく働くし、もちろん内田篤人自身の考えも含めて」と〝続投〟を完全否定しなかった。
内田氏の今後を左右するかもしれない新監督の選定状況には、宮本会長は「年内に決めたい。(外国人監督の可能性は)この時点では申し上げられない。今までより上にいくためには何が必要なのか、なでしこジャパンがもう一度世界一になるために高めていけるのか、という突っ込んだ話もしている」と語るにとどめた。