パリパラリンピックの競泳女子100メートル自由形(S12)で銅メダルを獲得した辻内彩野(28)が26日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。投開票が明日に迫る衆院選に関連し、選挙活動に対する不満をつづった。
視覚障がいのある辻内は「選挙活動。大事なのは分かります。でも、駅の高架下でやられると信号のポッポーが聞こえないし、点字ブロックの上に立ってビラ配りされると歩く時の目印が無くなる」と障がい者の目線から指摘。「そういうことする党には入れたくないです。そこをしっかり配慮出来ずに何が国のため、皆さんのためにだって思う」と不満を口にした。
また、「候補者一覧の拡大版作ってくれぇ~」とポスター掲示板にも意見。「この間の都知事選みたいに候補者が大量発生したりするとそれに応じて候補者名もちっさくなる。そうなると弱視の私はますます見えなくなる。候補者が少ない選挙でも同じ。そもそも一覧見にくいし見えない」と苦言を呈した。