国民民主党の玉木雄一郎代表が26日、東京駅丸の内北口で開かれた衆院選(27日投開票)街頭演説会で、石丸伸二前安芸高田市長の登場に「知らなかった」と驚いた。
玉木氏は選挙戦の最終日、福岡県博多駅、大阪駅ヨドバシカメラ前、名古屋ゲートタワー前、横浜駅相鉄線口、そして東京駅に移動して姿を現すと、熱烈な支援者たちから大きな〝玉木コール〟を浴びて揉みくちゃにされ、「ありがとう」と握手で応えた。
聴衆500人以上の熱気につつまれるなか、数百メートル先でマイクを握り投票を呼び掛ける石丸氏の姿を発見。玉木氏は石丸氏に気づくと、自身のスマホを取り出して撮影して笑いを誘った。
玉木氏は「凄いね。これだけの人が集まるのは見たことがない。石丸さんも(選挙カーに)上がってビックリした。(参加は)知らなかったからね。ここに来たら上がっていたから。でも、何でもありです。みんなが選挙に関心をもってもらって本当に投票率が上がればそれで十分です。みんなの民主主義だからね」と笑顔で語った。
選挙最終日まで全国各地で遊説に奔走した玉木氏。単独で法案を提出できる権利が得られる21議席の獲得を目指す。