DeNAがソフトバンクとの「SMBC 日本シリーズ 2024」第1戦(26日、横浜)に3―5で惜敗。7年ぶりの大舞台は黒星スタートとなった。
DeNA先発・ジャクソンは2~4回にかけて日本シリーズタイ記録となる5者連続三振を奪うなど、力投を見せた。
だが2回に甲斐への申告敬遠で二死満塁のピンチ。ここで相手先発・有原に痛恨の先制2点適時打を許した。それでも右腕は味方の援護を信じ、5回途中97球3安打9奪三振2失点と好投した。
一方、強打で鳴らしたDeNA打線は、有原の前に得点圏に走者を進められたのは1、2回のみ。右腕に7回104球4安打無失点と抑え込まれ、鷹救援陣も打ち込めなかった。9回には6番手・堀岡がつかまり一挙3失点。鷹打線に初戦から着火してしまった。
5点を追う9回に敵守護神・オスナから3点を返したが、二死一、三塁で牧が中飛に倒れそこまで。三浦大輔監督(50)は試合前、「(CSと)同じことを伝えました。変わらずその試合を全力で行く。ミスをしても忘れろと。試合に集中して思い切ってやることが大切だと思います」と必勝を期していたが、初戦白星はならなかった。