新日本プロレスの11月4日大阪大会で海野翔太(27)と対戦するSANADA(36)が、沈黙を続けている。
20日(日本時間21日)の英国・ロンドン大会では、IWGP世界ヘビー級王者ザック・セイバーJr.に敗北。同戦に勝てば防衛戦となるはずだった大阪大会の海野とのシングルマッチはノンタイトル戦となった。
26日の川崎大会では「Just 5 Guys」のDOUKI、TAKAみちのくとトリオを結成し、海野&マスター・ワト&邪道と対戦。フィッシャーマンズスープレックスを浴びながらもドロップキックで応戦する。バク宙からのSkull Endを回避されるとトルネードDDTを許すなど、一進一退の攻防を展開。それでも最後は邪道を孤立させ、シャイニングウィザードからのSkull Endでギブアップを奪った。
決着後のリングでは海野とにらみ合ったが、バックステージには姿を現さず。これでロンドン大会から3試合連続のノーコメントとなった。
今シリーズ開幕戦の24日群馬大会で海野から送られた「もっと熱くなってくれよ。感情を出してくれよ。ザックに負けたらそれで終わりか? 今年は棒に振るつもりか? 貪欲に、がむしゃらに、ベルトが欲しい、この新日本プロレスを盛り上げたいって気持ちはないのか?」という痛烈なメッセージは、SANADAの胸には届いていないのか――。