スペイン1部バルセロナが26日(日本時間27日)、敵地に乗り込んだ伝統の一戦「クラシコ」でレアル・マドリードに4―0で大勝した。
0―0で迎えた後半。バルセロナの攻撃が爆破した。同9、11分にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが、立て続けにゴールを決めると、スペイン代表FWラミン・ヤマルが、同32分に追加点。17歳106日のゴールはクラシコ史上最年少得点だ。
最年少出場記録(16歳107日)に続く記録を打ち立てたヤマルは試合後、「DAZN」のマイクに「友達には絶対に決めると言っていたし、見せてやるつもりだった」と胸を張った。
最年少ゴール後、後半39分にブラジル代表FWラフィーニャにもゴールが生まれてライバルに絶望を与えた。4―1で勝った欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグのバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)戦から中2日(Rマドリードは中3日)の厳しい日程も影響なかった。
初のクラシコ指揮で勝利をつかんだハンジ・フリック監督は試合後の会見で「素晴らしい試合をした」。その上で「ほとんどの選手に2日間の休暇を与え、次の試合に備える。祝杯をあげるべき日だったが、次の試合に集中しなければならない」と先を見据えた。