大谷翔平(30)をアクシデントが襲った。26日(日本時間27日)のヤンキースとのワールドシリーズ第2戦(ドジャースタジアム)の4―1で迎えた7回だった。一死から大谷が四球で歩くと、続くベッツの3球目で盗塁を敢行。スライディングで惜しくもアウトとなったが、大谷は苦悶の表情を浮かべて立つことができない。
場内が騒然とする中でトレーナーが駆けつけると「肩ですね、左」と話し「外れた?」と聞かれると「たぶん」と答え、スタッフに支えなれながらベンチに引き揚げた。滑り込んだ際に外れたとみられる。主役のまさかのアクシデントに場内が静まり返り、ベンチもそれまでの笑顔が消えてしまった。
この日の大谷は3打数無安打、1三振、1四球。エドマン、Tヘルナンデス、フリーマンが一発攻勢で気を吐いたが、アウエーとなる第3戦以降の大谷の出場が心配される。