ドジャースタジアムに〝ヨシコール〟が起こった。26日(日本時間27日)のワールドシリーズ第2戦に先発した山本由伸投手(26)は7回途中まで86球を投げて1安打、1失点に抑える快投を披露。フォーシームにスプリット、カーブ、スライダーを織り交ぜてヤンキース打線を手玉に取った。3回にソトに同点ソロを許すが、被安打はこれだけ。4回以降は危なげなく三者凡退を続けた。
主砲のジャッジに対しては第1打席がスライダーで空振り三振、第2打席がフォーシームで右飛、6回の第3打席ではスプリットで空振り三振に仕留め、マウンドでほえた。少ない球数で7回までマウンドに立ち続け、先頭のスタントンを二飛に打ち取ったところでバンダと交代。マウンドに歩み寄ったロバーツ監督、捕手のスミスとハグを交わし、スタンドからの〝ヨシコール〟を浴びながらベンチに下がった。
打線はエドマン、Tヘルナンデス、フリーマンの一発攻勢で序盤から援護。初めて迎えるWSの大舞台でさすがの存在感を見せつけた。