「ラグザス presents 第3回 WBSCプレミア12」の日本代表に選ばれた巨人の戸郷翔征投手(24)が27日、ジャイアンツ球場でキャッチボールや打撃練習などで汗を流した。
戸郷は29日から行われる「侍ジャパン宮崎秋季キャンプ2024」に参加。「選ばれたことがまず光栄なので、今回プレミアは出たことがなく初めてなので、大会の雰囲気っていうのを味わえることはすごい幸せだなって思います」と喜びをかみしめると「楽しみですね。みんな辞退してる選手もいますし、ちょっとコンディション不良も多いところでね、疲れも見えてくると思いますけど、ラストひと踏ん張りしたいなと思います」と気合十分だ。
一方で、CSファイナルステージでの敗北を忘れることはない。DeNAと3勝3敗で迎えた21日の第6戦(東京ドーム)の先発を託されたが、2点のリードを守れず5回途中2失点で降板。「日本シリーズに行ってればキャンプに行っていないですし。その悔しさっていうのを多少、侍で晴らせればいいなと思います」とリベンジに燃える。
昨春のWBCでは決勝の米国戦に2番手として登板。2回無安打無失点の快投を見せ、日本の世界一に貢献した。再び日の丸を背負う右腕がまたもや「世界」を相手に快投する。