全日本大学女子駅伝(27日、弘進ゴムアスリートパーク発着)の5区を走った拓大の不破聖衣来(4年)が次なる目標に言及した。
この日は30分21秒で区間7位。終盤にラストスパートを見せるも、チームも7位と目標だった優勝に届かなかった。レース後には「感覚は自分の中では悪くはなかった。良くもなかったけど、やっぱり最後しか出せなかったのは本当に悔しい気持ちでいっぱい。練習もそうだし、気持ちも全てにおいて足りなかった」と反省点を口にした。
前回大会はケガで出走できなかった。沿道からの声援を通じ「頑張れとか、おかえりとか、走っている姿を見られて良かったとか、そういう言葉も聞こえてきた。たくさんの人に支えられてるなと実感した」と振り返ったが、悔しさも残る一戦となった。「練習内容は今から極端に変えるとかはないけど、練習とか大会に臨むにあたっての私生活の部分やメンタル面を強化していきたい」と決意を新たにした。
今後については「11月に10キロのロードレースが海外であるのでそこが直近の目標。その後は大会がどういう日程になるかわかんないけど、その中で富士山女子駅伝があるなら、そこでは今回の悔しさを晴らしたい」ときっぱり。視線は早くも前を向いていた。