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【全日本大学女子駅伝】8連覇逃した名城大・米田監督が敗戦の弁「取り組みが甘くなっていた」

東スポWEB 2024年10月27日 18時25分

全日本大学女子駅伝(27日、弘進ゴムアスリートパーク発着)で8連覇を逃した名城大の米田勝朗監督は、厳しい言葉でレースを振り返った。

1区の米沢奈々香(3年)が9位と出遅れると、その後の選手も思うように順位を上げることができない。6位で迎えた最終6区は主将・谷本七星(4年)が2人抜きで意地を見せたが、4位に終わった。指揮官は「(全体的に)体も絞りきれていなかったし、その場しのぎである程度の走りができたとしても、今日みたいに展開が速くなったり、暑さがあったりすると、年間を通してきちっと体をつくっていくことの必要性を学生たちは肌で感じたと思う」と語気を強めた。

絶対女王として君臨する中で、選手たちの間には油断が存在していたという。「今シーズンを見ていてというか、数年は学生たちの取り組みが甘くなっていた。私も無理やりその方向性を変えて、何が何でも勝ちに行くやり方はとらなかった」。それは選手たちが進化していく上で、自ら気付くことが重要だからだ。「ずっと勝ち続けるとやっぱりそうなってしまう部分もあると思う。負けたことがいいとは言わないが、この負けを学生たちがどうやって力に変えれるか」と説いた。

今大会は立命大が9年ぶりに優勝。女王奪還に向けて「本当にこの1年で日本一を取り返すぐらい気持ちに学生たちがなってくれれば、この負けは大きいのかな」と奮起を促した。

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