ソフトバンクの山川穂高内野手(32)がDeNAとの日本シリーズ第2戦(27日=横浜)に「4番・一塁」で先発出場し、シリーズ初となる先制の2点本塁打を放った。
初回の第1打席、二死一塁で打席に立った山川は2球で追い込まれたものの、相手先発・大貫の4球目のカーブを捉えた。高々と上がった飛球はフェンスに背をつけた左翼・筒香が見送るとそのままスタンド最前列に飛び込んだ。
2点を先制しダイヤモンドを一周した鷹の主砲はおなじみの〝どすこい〟パフォーマンスを敵地に響かせた。山川は「打った瞬間どうかなと思ったが、スタンドまで届いてくれた。とにかく先制となるホームランと最高の形となって良かった」と語った。
日本シリーズ初出場の山川にとっては初めての本塁打。26日の第1戦では快音は聞かれなかったが、第2戦ではいきなり結果を出した。