女子プロレス「スターダム」のFWC(葉月&コグマ)が、OZアカデミー認定タッグ王座の挑戦権を獲得した。
27日の昼に行われたスターダム後楽園大会に出場した2人は、同日午後4時開始のOZ横浜武道館大会に参戦。タッグ王座への挑戦権をかけ、雪妃魔矢&翔、狐伯&花園桃花と3WAYタッグマッチで対戦した。
後楽園大会ではタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」レッドゴッデス公式戦で朱里&鹿島沙希に11秒で敗れたFWCだったが、OZマットでは躍動。場外に敵軍全員を吹き飛ばすと葉月がトペ・スイシーダ、コグマがプランチャを同時に発射し観客を沸かせた。
10分過ぎ、2人は翔に合体のフェースクラッシャーを決めペースを奪う。最後は葉月が翔を垂直落下式ブレーンバスターで仕留め3カウントを奪った。
試合後、マイクを持ったコグマは「私たちFWCが挑戦権獲得したぞ! OZってもっと怖いし絶対ブーイングされると思ってたけど、意外とFWC受け入れられたよね? 私たちがベルトを取ってここをアウェーじゃなくてホームにする!」と宣言。葉月も笑顔でうなずき、王座取りを誓った。
バックステージで葉月は「今まで私たちはスターダムの中だけでちょっとこぢんまりしてたけど、OZのタッグ戦線も私たちが盛り上げていきたい」ときっぱり。王者の加藤園子&水波綾の印象を問われると「全てに対してテクニシャンでスターダムにはいないような相手。ただ私たちの戦い方を向こうも知らないと思うので、私たちの実力を見せつけてベルトをかっさらいます」と気合十分だ。
この日、ダブルヘッダーを務めた感想についてコグマは「1回目って試合したっけ? 記憶になくてちょっと思ってたダブルヘッダーと違った…」と首をかしげる。
葉月も「うちら後楽園で入場はしたよね?」としつつも「でもまあ、ここで2組と戦って勝ったから2試合分の仕事はした! タッグリーグも優勝して、OZのベルトも取って私たちがタッグ戦線を盛り上げます」と拳を握った。