新日本プロレス27日後楽園ホール大会「スーパージュニアタッグリーグ」Aブロック公式戦で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のSHO(35)、金丸義信(48)がタイガーマスク、カピタン・スイシーダ組を下し、初勝利をあげた。
敵チームの入場を奇襲したH.O.Tは、カピタンのマスクを破くなど悪行三昧で試合の主導権を握る。SHOがタイガーの雪崩式ダブルアームスープレックスからタイガードライバーを浴びても、金丸がカット。レフェリーと交錯させたついでに、タイガーのマスクを破くという極悪非道なファイトスタイルを続けた。
終盤には金丸がカピタンに丸め技を連発されるが、ムーンサルトプレスを回避すると、レフェリーの目を盗んでウイスキーミストを発射。SHOもタイガーにトーチャーツールを叩き込んで敵軍を完全に分断し、最後は金丸がタッチアウトでカピタンを沈めた。
「こんなもんよ。俺たちとお前たちが格が違うんじゃ」と勝ち誇ったSHO組は、28日後楽園大会の次戦で田口隆祐&ドラゴン・ダイヤと激突する。田口は今年4月にバイクの運転中に飛び出してきた犬を避けて交通事故にあい「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」を欠場。ダイヤがその代役として出場したという縁があるチームなのだが…。SHOが「犬に負けて欠場して、その補欠と組んどるんやろ。2人とも犬以下よ。格が違うんじゃ」とコキおろせば、金丸も「マスクの次はケツか。ドッグフード買ってこい!」と言いたい放題だった。