大江麻理子キャスターが司会を務める選挙特番「集まれ!総選挙ライブ」(テレビ東京)で、総選挙のたびに政治家を震え上がらせる質問をぶつけてきた池上彰氏が〝不在〟だった。
池上氏は米大統領選挙を取材のため、スタジオにおらず、米国からの中継で出演した。
11月5日の米大統領選は、共和党のトランプ前大統領か民主党のカマラ・ハリス副大統領のどちらが勝つのかがまったく分からない状態。池上氏は「私にも経験がないですね」というぐらいの大混戦だという。
テレ東の「池上彰の総選挙ライブシリーズ」は2010年からスタートしているが、池上氏のスタジオ不在は初となる。
池上氏は「総選挙の投開票日に日本にいないことは初めてです。アメリカ大統領選挙は一度取材をしたいと思っていましたから」と言い、事前に渡米していた。米大統領選を現地取材することを決めた時点では、「日本の総選挙のことは、予定に入っていなかったものですから。すいませんね」として、〝不在〟をわびた。
そして、今回の選挙の焦点について、「自民党が裏金問題で公認を出さないと言っていたのに、それぞれの選挙区で裏金議員が支部長を兼ねていて、支部長に政党交付金を支給したというのは、これこそ裏金議員に対する裏金ということで反発があるかもしれません。有権者がお仕置きをするのかが注目点です」と指摘している。