新日本プロレス27日後楽園ホール大会「スーパージュニアタッグリーグ」Bブロック公式戦で、IWGPジュニアタッグ王者のKUSHIDA(41)、ケビン・ナイト(27)組が石森太二(41)、ロビー・エックス(29)組を下し、初勝利をあげた。
初戦(26日、川崎)でキャッチ2/2(TJP&フランシスコ・アキラ)に敗れた王者組は、連敗が許されない状況でこの日の公式戦に臨んだ。KUSHIDAが敵チームの集中砲火を浴びたものの、エックスのX EXPRESS(変型セントーン)だけは許さない。
さらに合体技の変型マジックキラーを狙われたところを、ナイトがオーバーヘッドキックで救出。九死に一生を得たKUSHIDAがエックスを逆さ押さえ込みにとらえ、3カウントを奪ってみせた。
苦しい戦いを制しての初勝利にKUSHIDAは「俺が耐えに耐えて、ケビンにつなぐ。勝利の方程式だ」とニヤリ。ナイトも「俺たち『ジェットセッターズ』がIWGPを、新日本のジュニアタッグを代表する。なぜなら俺たちが基準で、新しい代表となる存在だからな」と高らかに宣言していた。