テレビ各局が放映している衆院選特番の表示をめぐって賛否両論が巻き起こっている。
大越健介、大下容子のＷキャスターで放送されている選挙特番「選挙ステーション２０２４」（テレビ朝日）は、一部の立候補者らの顔写真の隣に〝裏マーク〟を付けた。
同番組では、選挙の争点の１つにもなっている裏金問題に関わっていた議員らの顔写真の横に「裏」と書かれたマークが表記。これに視聴者らからは「報道としてどうなのか」「与野党問わず付けてほしい」「やりすぎ」などの批判の声が上がっている。一方で「分かりやすい」などの意見も寄せられている。
大越キャスターは今回の選挙について、裏金問題の経緯に触れた上で「裏金議員に逆風が吹いた。有権者には非常に違和感を持って迎えられた。自民党への逆風は選挙期間中、収まるどころかむしろ強まったということが言えそうです」と説明していた。
日本テレビの「ｚｅｒｏ選挙２０２４」では裏金議員の立候補者名の横に「ウラ金」と明示し、さらに不記載の金額まで具体的に表示している。