Infoseek 楽天

丸川珠代氏 落選確定を受けて敗戦の弁「地域の皆さまの理解が得られる状況になかったということ」

東スポWEB 2024年10月27日 23時6分

衆院選に東京7区で出馬して落選確定となった自民党の丸川珠代氏が27日、港区・西新橋の選挙事務所で支援者に向けてあいさつした。

投票が締め切られた直後の落選確定という〝秒殺〟に選挙事務所は静まり返っていた。午後10時すぎに事務所入りした黒い服の丸川氏は「ここまで大変なお力添えをいただきましたが、よい結果を出せなかった。ご信任をいただくことができずに誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

報道陣との共同インタビューでは「活動が十分でなかったということは非常に感じています」と敗因を分析。対立候補の方が地域をしっかり回っていたと評価した。

また、丸川氏には安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金問題が発覚し、822万円もの不記載が明らかになるなど〝政治とカネ〟の問題がつきまとっていた。影響はあったのか。

「大きく影響したと感じています。この問題が起きてから今に至るまでのわが党の対応に国民の皆さま、地域の皆さまの理解が得られる状況になかったということだと思う。私も言葉の限りを尽くして説明させていただいたつもりですが、ご信頼を得るにはいたらなかった」と影響を認めた。

比例重複はしていないのでバッジを外すことになる。「バッジはないが自民党の一員であることは間違いないので、自民党がしっかりやり直していけるよう、地域の仲間と一緒にわれわれがちゃんとしたスタートを切れるように力を合わせたい」と前を向いた。

この記事の関連ニュース