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【日本S】ソフトバンク・小久保監督も絶賛したモイネロの犠打「あんなシフト敷かれた中で」

東スポWEB 2024年10月27日 23時32分

パ・リーグ覇者のソフトバンクは27日、DeNAとの日本シリーズ第2戦(横浜スタジアム)に6―3の快勝を収め、通算成績を2勝0敗とした。不動の4番・山川が決勝2ランを含む3安打3打点の大暴れ。投げては先発モイネロが左腰に打球を受けるアクシデントに見舞われながらも7回途中3失点の力投で、チームの日本シリーズ14連勝に貢献した。

DH制が採用されないセ本拠地でのゲーム。交流戦以来の打席となったモイネロが抜群の野球センスを発揮して、両軍ファンを大いに沸かせた。2回一死一塁。両打ちのモイネロは右打席に入り、相手右腕・大貫の3球目真っすぐをうまく勢いを殺して一塁線に犠打を決めた。

「バントだと右の方が自信があった。左だとちょっとチップして顔に来るようなイメージもあったので右でいきました」と冷静に振り返った助っ人左腕。得点にはつながらなかったが、ベンチも大盛り上がり。前日の第1打席で決勝打を放った有原同様、最初の打席でチームを鼓舞した。

試合後、小久保監督は「右打席でバント。あんなシフト敷かれた中で、よく決めたなと思いました」と非の打ちどころのない犠打を絶賛。強いチームには理由がある。勝つための基本がチーム全体に浸透し、徹底されているシーンだった。

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