27日投開票された衆院選に東京24区から無所属で立候補した萩生田光一氏(61)が当選確実となった。
萩生田氏は裏金問題をめぐり、有力者「5人衆」の1人で、党からの処分を受け非公認となっていた。また選挙期間中には、非公認となった8人の候補の政党支部に公示後に「党勢拡大のための活動費」の名目で2000万円が一律振り込まれていたことが報じられ批判を浴びた。
当選を確実とした萩生田氏は「厳しい選挙選を皆さんに支えていただいて今日、この日を迎えることができました。全ての関係者の皆さんに心から厚く御礼申し上げます」と感謝を述べた。
12日間の選挙を振り返り「この十数年間で12日間、八王子にずっといたのは初めてです。八王子の隅々まで回って、もっともっと八王子が好きになりました」と八王子愛を語った。一方で「途中経過ですけど多くの同志が議席を失っています。元々の原因は我々が作ったわけでもありますから。そういった同志の思いもしっかり背負って頑張らなければいけない」と言葉に力を込めた。