元プロレスラーの維新力(63)が、ドラゴンゲートで活躍する次男のISHIN(27)に〝団体の顔〟になることを厳命した。
2021年にデビューしたISHINは、22年11月に極悪軍「Z―Brats」に加入。23年7月にはオープン・ザ・ブレイブゲート王座を初戴冠するなど、順調にキャリアを歩んでいる。
27日に維新力が2年ぶりに開催した「どすこいプロレス」(東京・新宿)のミックスドマッチでISHINは世羅りさと組み、TAJIRI&真琴と対戦。最後はTAJIRIに敗れたものの、〝レジェンド〟との場外乱闘などで観客を沸かせた。
リングサイドで試合を見守った維新力は「(ISHINが)ヒールになってから、初めて現地で試合を見た。体も大きくなっていたし、一発一発の重みを感じた。ヒールになってからお客さんへのあおりもすごく上達している。勝ち負けじゃなくて、今日はいい試合をしたんじゃないですか」と息子を高く評価した。
9月5日のドラゲー後楽園大会でISHINは、オープン・ザ・ドリームゲート王者YAMATOに初挑戦したものの、激闘の末に敗れた。
維新力は「団体最高峰のベルトも取ってほしいし、ドラゴンゲートを引っ張っていくレスラーになってほしい。ヒール、ベビーというのは別にして、団体を盛り上げていける存在になってくれれば」とエールを送った。