バレーボール男子でパリ五輪代表の石川祐希(28=ペルージャ)が猛アピールに成功だ。
27日(日本時間28日)に敵地で行われたイタリア1部リーグ第5節トレンティーノでは、第1セット途中から出場。第1セットは19―25で落とすも、石川が先発ローテーション入りした第2セット以降はペルージャのペースで試合が進む。石川は15得点を挙げ、チームも3―1で勝利し、開幕5連勝に大きく貢献した。
前節に続き、チームの主将を務めるシモーネ・ジャネッリ(イタリア)が欠場。石川は「ジャネッリ選手がいない中での試合となったが、強豪であるトレンティーノに3―1でしっかりと勝ち点3を勝ち取ることができたのは非常に大きかったと思う」と振り返った上で「前回からのいい流れでこのトレンティーノ戦を迎えることができた」と手応えを口にした。
個人としては「1セット目から出場することになって、前回のチステルナ戦ではあまり良いパフォーマンスを発揮できなかったが、今回は入った時にしっかりとパフォーマンスを発揮することができた。また、第2~4セット全てのセットに出場し、しっかり勝つことができたので、チームに貢献できた」と収穫を強調。次節のチビタノーバ戦に向けては「スパイクのミスやレセプションの安定性などはもっと改善できる部分があると思う」と決意を新たにした。