イランサッカー連盟(FFIRI)はU―17アジアカップ予選(ヨルダン)に出場した北朝鮮代表が年齢を詐称していると批判。AFCに対し公式書簡を送り、調査を求めた。
イランは19日から27日までヨルダンで行われた同予選A組で3勝1敗となり2位で予選突破。同じくA組の北朝鮮はイランに4―1で快勝したうえで4戦全勝で首位突破し、ともに来年4月にサウジアラビアで開催される本大会進出を決めた。
FFIRI公式ホームページは、この結果を受けイランが25日付でAFCに北朝鮮が年齢を改ざんしていると訴え、公式の抗議書簡を送ったと伝えた。
書簡では「イランは、資格のない選手の起用を理由に、北朝鮮の17歳以下の選手の年齢制限を検討するようAFCに正式に要請する。視覚的に見ても、一部の北朝鮮選手の身体的特徴と体の構造は、おそらく 17歳以上であることを示唆している」と訴えた。
さらに「大会の健全性を保つためには期間中にランダムに検査をすることが不可欠だ。規定を違反した選手が参加すると、多くの懸念を引き起こし、若い選手たちに感情的、精神的、肉体的にマイナスの影響を与えてしまう」と指摘。
「アスリートの将来のキャリアに悪影響を与える可能性のある高リスクの怪我につながる可能性がある。したがって、私たちはAFCに対し、標準的な骨画像検査を実施して、彼らの本当の年齢を判断するよう要請します」と記し、北朝鮮選手6人の実名を挙げた。
AFCがどう対応するのか、注目だ。