不朽の名作「タイタニック」(1997年)で語り継がれる主人公ジャック(レオナルド・ディカプリオ)とローズ(ケイト・ウィンスレット)の悲劇的なラストシーンについて、ウィンスレットが先週、衝撃の事実を明かした。
ウィンスレット(49)は先週、オーストラリアのトーク番組「ザ・プロジェクト」に出演。沈みゆくタイタニック号から脱出したジャックがローズを漂流物の壊れた〝ドア板〟に乗せ、自分は零下2度の海水に浸かりながら、最後は力尽きて海中に沈んでしまうという有名なシーンについて言及。
これまで何度も繰り返し聞かれた、「ジャックも一緒にドア板の上に乗れたのでは」という質問についてウィンスレットは同番組で、「そもそもローズが乗っていたのはドアではなく、階段か何かの(木製の)壊れた手すりだった」と証言。これまで多くの映画ファンが信じ込んでいたドア板ではないと説明した。
米誌「ピープル」によると、同作のジェームズ・キャメロン監督(70)は昨年、ローズが乗っていた漂流物にジャックも一緒に乗れた可能性を検証する実験を専門家グループに委託したという。
その結果についてキャメロン監督は、もし問題の漂流物に乗っていればジャックは「助かったかもしれないが、そこにはさまざまな不確定要素があった。彼はローズの命を危険にさらすようなことはしなかったと思う」と結論付けた。