アルピニストの野口健氏が28日、X(旧ツイッター)を更新。27日に投開票が行われた衆院選について言及した。
衆院選では自民党が公明党と合わせても過半数を割るなど大敗。石破茂首相の責任問題となっている。野口氏は「やはりあの2000万がトドメとなったのでは。誰があの2000万を何の為に決めたのか。理解に苦しむ」と指摘した。
2000万とは選挙終盤に「しんぶん赤旗」がスクープした非公認候補が代表を務める政党支部に自民党本部が2000万円を支給していた問題のことだ。野口氏は続けて「しかし、自民執行部は責任を取るべき。自公で過半数が取れなかった以上、まずは石破首相は当然ながら辞任すべき。解散のタイミングも総裁選の時に話していた事を一瞬にして覆した」と訴えた。
裏金問題を抱える候補を一部非公認にした判断にも首を傾げた。「あまりにちぐはぐ。二重処罰の問題もでてくるが、非公認にするぐらいなら、刺客をだすぐらいの方が自民党としての覚悟が伝わってきた。非公認で当選した人は自民党に果たしてどれだけ復党するのでしょうか」と疑問を呈した。「自民党の執行部はみな、潔く辞任すべき」と、石破氏らに対して責任を取ることを求めた。