女子プロレス「マリーゴールド」は、11月14日の東京・後楽園ホール大会でワールド王座戦を開催すると27日に発表した。王者のSareee(28)がV2戦で、自称〝女子プロ界の人間国宝〟高橋奈七永(45)を迎え撃つ。
Sareeeは24日の後楽園大会で〝大怪獣〟ボジラとの流血戦を制し、初防衛に成功。試合後、次期挑戦を表明してきたのがシングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」で15分時間切れドローに終わった高橋だった。
高橋はこれまでに「下にいばっているのはかっこ悪い」などと王者の姿勢を糾弾。シードリングの代表を務めた時代にSareeeが所属したこともあることから、過去の〝主従関係〟を持ち出し「偉そうになった」と指摘している。
これに対しSareeeも「引退を見据えているとか言ってる時点で、レスラーとしてどうなのかなって思いますよ」と批判。激闘必至の一戦となりそうだ。
なお、同王座にはユナイテッド・ナショナル王者の青野未来も挑戦を訴えている他、来年1月3日の東京・大田区総合体育館大会では挑戦権利証を持つ林下詩美が挑戦する予定。最高峰王座戦線が活気立ってきたのは確かだ。
この他、11・14大会ではツインスター王者のミライサク(MIRAI&桜井麻衣)がV4戦で、詩美&天麗皇希の挑戦を受けることが決まった。