巨人が２８日に来季のコーチングスタッフを発表した。
今季までオイシックスの監督を務めていた橋上秀樹氏が一軍作戦戦略コーチとして新たに入閣。２０１４年以来、１１年ぶりの巨人復帰となった。そのほか、今季までジャイアンツ女子野球チームのコーチを務めていた松本哲也氏が一軍外野守備兼走塁コーチ、同職を務めていた亀井善行氏が一軍打撃コーチ、古城茂幸三軍打撃コーチが一軍内野守備コーチ、矢野一軍打撃コーチが二軍打撃チーフコーチ、川相昌弘一軍内野守備コーチが二軍野手総合コーチへと配置転換となった。
また、今季限りで現役引退を決めた立岡宗一郎外野手は三軍外野守備兼走塁コーチに就任した。
球団は新布陣の狙いについて「新体制では野手の育成、特に打撃面の強化を図る方針です。一軍では新任の橋上作戦戦略コーチが打撃コーチ等と連携し、相手投手攻略に向けた戦略を練ります。二軍では川相野手総合コーチが守備、走塁、状況に応じたバッティングなどを指導する一方、矢野、橋本両打撃コーチが個別の打撃の技術と打席での考え方を指導することで、有望な若手選手の総合的な強化を目指します」とのコメントを発表した。