格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ ＬＡＮＤＭＡＲＫ１０」（１１月１７日、愛知・ポートメッセなごや）で、マルコス・ヨシオ・ソウザ（３９＝ブラジル）と対戦する〝令和猪木軍大将〟ことイゴール・タナベ（２４＝ブラジル）が意気込みを語った。
ヨシオ戦を控えた２８日、イゴールは東京・世田谷の「ＩＧＬＯＯ」で公開練習を行った。ＲＩＺＩＮでも活躍する横山武司に加え柳井夢翔、大嶋聡承を相手に３分ずつグラップリングのスパーリングを行い、軽快な動きで順調な仕上がりをアピールだ。
イゴールは今年３月にストラッサー起一とのウエルター級契約の試合が予定された。しかし前日計量で規定を３・２５キロ超える８０・２５キロでクリアできず、試合は中止に。その失敗を踏まえ、今回は９３キロのライトヘビー級契約で試合に臨むことになった。それだけに体調を問われると「めちゃくちゃコンディションはいいです。減量もないので、その心配なく練習に打ち込めているので。（新階級でやることは）いろんな方と相談して決めました」と充実の表情だ。
試合は昨年大みそかの安西信昌戦以来１１か月ぶりとなる。心機一転、新たな階級での出直しに「僕の中では復帰戦なので、ここから目指す世界一に向けて進んでいきたいです」と拳を握る。柔術家の大先輩であるヨシオとの交流はあるが「親友とか毎日練習している相手とかだったらやりにくさはありますけど…。仕事に過ぎないので、だれでもやり合える感じです」と力を込めた。
新たな階級で好スタートできるか。注目だ。