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安野貴博氏 自公過半数割れで政局流動化を心配「永田町の意思決定の処理能力が追いつくのか」

東スポWEB 2024年10月28日 18時45分

東京都知事選に出馬したSF作家・起業家の安野貴博氏(33)が28日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。自民党が過半数割れに終わった衆院選を分析した。

自民党の派閥による裏金問題が争点の1つとなった今回の衆院選で、自民党は自公両党で過半数(233議席)を目標に掲げたものの、大幅に下回る215議席にとどまった。

石破首相は28日の会見で「痛恨の極み」と衆院選を振り返るも続投の姿勢を示し、今後は特別国会の首班指名までに野党との連立の可能性を含め波乱含みの展開が予想される。

この現状について安野氏は「永田町の意思決定の処理能力が追いつくのかも心配している」と危惧した。「うまく行けば是々非々の国会ができるが、悪く行けば何も決まらなくなる。数百人の集団が難題について調整するのは普通に考えてめちゃくちゃ難しい。人間には認知能力の限界がある。永田町の情報処理能力はどこまで上げられるのか」と課題を口にした。

また、選挙戦の結果から「ネットに親和的な少数政党の躍進」にも注目した。「国民民主、れいわ、参政、日本保守など。ネットが初めて国政選挙に大きな影響を与えた選挙だったのではないか」と指摘すると「これは一時的なトレンドなどではなく今後も高い確率でそうなる」とネット選挙時代の到来を予見した。

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