ヘンリー王子とメーガン妃は最近「ソロ活動」という新たなアプローチをとっているが、PR専門家は夫妻が共同作業を行った場合のブランドを「有害」と評した。GBニュースが28日までに報じた。
PR専門家のエド・コーラム・ジェームズ氏によると、ヘンリー王子とメーガン妃のビジネス上での〝別居〟は、夫妻のブランドが「有害」とみなされたために実行に移されたという。
夫妻は戦略の一環として、ここ数か月にわたってそれぞれが別のソロ活動を行ってきた。ヘンリー王子は海外訪問、メーガン妃は慈善活動やイベント参加と異なるプロジェクトに取り組み、職業生活においてより大きな分離を図ろうとしていた。
ジェームズ氏は「結婚以来、ヘンリー王子とメーガン妃は独自のブランドを築いてきた。そのブランドは2人のコンビを基盤としている。『ヘンリー王子とメーガン妃』と呼ぼうが『サセックス公爵夫妻』と呼ぼうが、何と呼ぼうが構わない。事実、何年もの間、2人のお互いの代名詞となってきた」と述べた。
だが「ヘンリー王子夫妻のブランドは、(2人が)統合されるとPRの観点から有害です。しかし夫妻が分離すると、まったく別のブランドを作成する真のチャンスがあります」と指摘した。ソロ活動を続けたほうが有益であるということだ。
また、スカイニュース・オーストラリアの上級記者キャロライン・マーカス氏もこの意見に同意し、ヘンリー王子とメーガン妃が共同で王室を非難するという当初の戦略は国民に否定的な印象を与えており、夫妻が置かれる状況はすぐには変わらないだろうと語っている。