新日本プロレス28日後楽園大会の「スーパージュニアタッグリーグ」Bブロック公式戦で、石森太二(41)、ロビー・エックス(29)組がYOH(36)、ロッキー・ロメロ(42)の「ロッポンギ・ヴァイス」を撃破し2勝目を挙げた。
石森がロッポンギ・ヴァイスの合体技3Kを浴びて場外へ追いやられると、エックスが孤立し苦しい展開を強いられた。YOHのトラースキック、さらにはロッキースライス(合体雪崩式スライスブレッド)と怒とうの猛攻にさらされる。
それでもエックスがストロングゼロを狙われたところで、回復した石森が間一髪で阻止して救出。エックスのハンドスプリング式カッターでYOHを排除し、ロッキーに狙いを定める。変型マジックキラーからエックスがX EXPRESS(変型セントーン)を投下すると、最後は石森が450°スプラッシュで3カウントを奪った。
開幕2連勝を飾っていたロッポンギ・ヴァイスを止め、白星先行とした石森は「なんで俺はロビー・エックスと組んだのか…気になるか? ま、それはおいおい。ということで! 神の恵み、そう…グレイスだ」と煙幕を張りながら控室へ。バレットクラブの新チームが、リーグ戦の台風の目となりつつある。