新日本プロレス28日後楽園大会の「スーパージュニアタッグリーグ」Aブロック公式戦で、「TMDK」のロビー・イーグルス(34)、藤田晃生(22)組が「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の高橋ヒロム(34)、BUSHI(41)組を撃破し、2勝目をあげた。
LIJの猛攻に藤田が捕まり、窮地の連続だった。BUSHIのファブル(変型足4の字固め)に捕獲されると、救出しようとしたイーグルスもヒロムのマキシマム ザ ホールディングで動きを封じられ、ともに大ダメージを負ってしまう。
ならばと藤田はAbandоn Hоpeを狙うが、回避されてダブルのトラースキックを被弾。さらにイーグルスがBUSHIのトぺ・スイシーダを浴びると、藤田は完全に孤立。LIJの合体ジャーマンから合体ボムでマットに叩きつけられる。
なおも合体技を狙われた藤田だったが、イーグルスのカットで九死に一生を得る。一瞬のスキを突いたオコーナーブリッジでBUSHIを丸め込み、電光石火の3カウントを奪ってみせた。
鮮やかな逆転勝利を収めた藤田は「昨日、今日の試合で死んだと思った人いるだろ? でもな、死なないぞ。何でか分かるか? 俺たちはプロレスラー、そして俺たちはTMDKだからだ」とマイクアピール。
「昨日は負けちまった、でもまだまだ! 希望を持って最後まで戦い抜く。必ず俺とロビー・イーグルスがこのタッグリーグを優勝する。ザ・マイティー・ドント・ニール」と初優勝の誓いを新たにしていた。