女優の山田美紅羽(18)が森田健作がパーソナリティーを務めるFM NACK5「青春もぎたて朝一番!」(11月10日、午前6時半)とニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」(11月18日、午後6時20分)出演のため、このほど都内で収録を行った。
母親の影響でアイドルになりたかったという山田は、8歳の2014年にマクドナルドのCMでデビュー。「10回くらいオーディションに落ちていた。受かった時は本当にうれしかったです」という。その翌年には吉永小百合と二宮和也が主演した映画「母と暮せば」に出演し、女優としてもデビューする。
この映画のメガホンを取ったのが山田洋二監督。「寅さんが好きで、オーディションの時にサインをもらいに行ったんです」と明かす。サインを無事もらい「いまでも宝物」と大事にしているという。そんな山田監督の目に留まり「すみれ」という役をわざわざ作ってもらい、映画への出演が決まったという。
この「母と暮せば」という映画は原爆投下後の長崎を舞台とした物語だ。山田は「戦時中の暗い中でも、希望が見えるような子供の役だったので、責任を感じていた」という。スタッフから「演技よかったよと言われてうれしかったです」と笑みを見せた。
2017年には阿部サダヲ主演のドラマ「下剋上受験」(TBS系)に出演した山田は今年4月に法政大学社会学部に入学した。「半年ほどオーディションを受けるのを辞めて、受験勉強に専念した」という甲斐あって第一志望の大学だったという。「クラスとかないので、友達ができるか心配だったのですが、同じ授業の友達ができて楽しいです」。
今後は大学生と女優の両立をしていくが「メインではなくても、脇で支える個性の強い役ができるような俳優になりたいと思っています」と意気込みを語った。