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【新日本】EVIL 棚橋弘至の1年2か月〝引退ロード〟を却下「お前から学ぶことなんて何一つねえ」

東スポWEB 2024年10月29日 5時5分

新日本プロレス「ハウス・オブ・トーチャー」のEVILが、来年1月4日東京ドーム大会でシングルマッチを行う棚橋弘至(47)に理不尽すぎる強制引退勧告を繰り出した。棚橋は2026年1・4ドームでの現役引退を表明しているが、1年前倒しして引退ロードを消滅させると予告。自称最高権力者として一日も早く引退させなければならない、何とも独善的な理由とは――。

EVILは23日に行われた棚橋の引退発表会見に乱入。「テメーの死に場所は2025年1月4日東京ドーム。そこで全ては終わりだ」と対戦要求し、年間最大興行での一騎打ちが決定した。

秋冷が加わり始めた折、けたたましく鳴った本紙記者のスマホ画面には「EVIL」の邪悪な4文字が…。どうやら東京ドームの試合が「棚橋弘至ファイナルロード」と銘打たれていることにご不満の様子だ。

「棚橋みたいなロートルは一日も早く引退してもらわなきゃ困るんだよ。それが俺の会社のためだし、だからこそ俺が死に場所をつくってやったんだ」と、来年1・4で強制的に引退させる意向は変わっていないという。

自称最高権力者にとって、昨年末から選手兼社長を務めている棚橋は目障りな存在でしかない。「アイツ自身も会見で認めてたように、今の棚橋はヒザがガタガタ、腹もブヨブヨ、発言はブレブレで見られたもんじゃねえ。1年2か月も醜態を見せられる側の身になってみろ。そんなことしてたらファンがどんどん離れていって、暗黒時代に突入しちまうだろうが。他の会社と横一線で並ばれちまうよ」と、どこかで聞いたことのあるような発言も交えつつ罵詈雑言を連発する。

さらに「アイツを辞めさせることが俺の会社にとって最大のメリットだ。暗黒時代に片足突っ込んじまってる俺の会社を、俺自身が救い出してやるよ」と、2000年代の暗黒時代から新日本を建て直した立役者を追い出し、自身が救世主になるという説得力皆無の青写真を明かした。

棚橋は今後1年2か月の引退ロードで全所属選手とのシングルマッチを希望しているが、EVILは当然のように却下。「お前から学ぶことなんて、この団体には何一つねえんだよ。足を引っ張ってるだけのお荷物であることを自覚しろ」と吐き捨てた。

しかも「第1弾発表カードということは当然メインイベントなんだろ? お前みたいな小物でも、引退試合で俺様が相手してやれば、最後に東京ドームのメインで思い出づくりできるからな。感謝しろよ。よく覚えとけ」と最後まで言いたい放題で通話は終了。東京ドーム決戦に早くも不穏な空気が漂ってきた。

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