英ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」のリアム・ペインさん(享年31)が16日にアルゼンチンのホテルのバルコニーから転落死したが、その瞬間が監視カメラによって撮影されていたという。英紙デーリー・スターが28日、報じた。
アルゼンチンの放送ジャーナリスト、ポーラ・ヴァレラ氏は「監視カメラの映像にはリアムがバルコニーで〝気絶〟した後に落下する様子が映っている」と主張している。
アルゼンチンの人気テレビ番組「ソシオス・デル・エスペクタキュロ」で語った際、ヴァレラ氏は次のように明かした。
「メディアには公開されていないバルコニーのシーンの映像があります。リアムが気を失い、悲劇的にも、彼がいた場所のせいでバルコニーから落ちるのです。もし彼がベッドのそばにいたら、ベッドの上に落ちていたでしょう。彼は故意に飛び降りたわけではありません。この映像は正式な事件記録に残っています」
ヴァレラ氏はまた、ホテルの従業員がペインさんと親しい関係にあり、ペインさんに死因と疑われる薬物を供給したとして、捜査対象になっていると話した。
ペインさんの死後、検察は声明を発表し、ペインさんがホテルの3階のバルコニーから転落して亡くなった際、薬物による「精神的発作」で「半意識または完全な意識不明の状態」にあったと考えていると述べている。