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がん寛解の南果歩「別のタイミングで脱毛症になったことが」「ウィッグの力に助けられた」

東スポWEB 2024年10月29日 15時0分

女優・南果歩(60)が29日、都内で「レディス スヴェンソン ブランドアンバサダー就任発表会」に登壇した。

南は2016年に乳がんと診断されたことを公表し、闘病していた時期がある。

自分らしく自由におしゃれを楽しむ株式会社スヴェンソンのウィッグのブランドアンバサダーに就任した南は「2016年に乳がんの手術を受けましたが、無事寛解しまして、元気に仕事復帰しております」と伝え、「私にぴったりの企業だなと思っていました」と声を弾ませた。

がんの治療中に脱毛の症状はなかったという。「ただ別のタイミングでちょっと脱毛症になったことが実はあります。ウィッグがないと外に出れない、仕事ができないという状態の時があって、1年ほど続いたんですけど。すごくウィッグの力に助けられた」と明かした。

さらに「人間は内面が大事だということはあるんですけど、外見で補えるものがあれば、自信につながると思います」と述べ、「ウィッグも自分を応援してくれる大切なパーツ。がんの患者以外にもウィッグを必要としている方はいらっしゃる。自分を自分で応援する意味で、ウィッグという選択肢はあると思います」と話した。

会場には地毛で登場し、イベントの最中に同社のウィッグ姿に変身。「ショートになると快活になるというか、よりアクティブな自分を発見できますね」と話し、「自分の頭にフィットする。とても軽いですね」と着け心地を説明した。

南といえばウェーブがかったロングヘアーのイメージが強い。「今、役柄で髪を伸ばしてまして、ショートにするタイミングがなかったんです。地毛だったり、こうしてウィッグで出かけたい場所があったり。自分の行動範囲が広がる気がします」と心境を述べた。

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