米俳優ジョニー・デップ(61)がスペイン出身の女優ペネロペ・クルス(50)と4度目のタッグを組んでハリウッドに復帰する。
米メディアによると、デップは、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズで知られるマーク・ウェブ監督の新作スリラー「デイ・ドリンカー」(原題)の主演が決定し、元妻アンバー・ハード(38)との名誉毀損裁判で2022年に勝訴して以来、ハリウッドの大手映画会社による作品としては初の出演となる。
製作会社ライオンズゲートによると、「今回の作品は豪華クルーズ船のバーテンダーと、昼から酒を飲むミステリアスな人物が犯罪組織に巻き込まれ、予期せぬ形でつながっていく」というストーリー。
デップとクルスの共演は、1970年代の伝説のドラッグ密売人ジョージ・ユングの半生を描いた「ブロウ」(2001年)に始まり、ヒット作「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(11年)と「オリエント急行殺人事件」(17年)の過去3回。
ハードとの泥沼裁判の影響で、デップは2018年、ワーナー・ブラザースの「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」を最後にハリウッドから干された状態だった。その間、インディー系の作品数本に出演。昨年はフランス映画「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」でルイ15世を演じ、高い評価を得ていた。