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【プレミア12】井端弘和監督が合宿初日に訓示 国際大会における「初戦」の重要性強調

東スポWEB 2024年10月29日 18時20分

野球の侍ジャパンは29日、国際大会「プレミア12」(11月9日開幕)に向け、宮崎キャンプをスタートした。

この日は朝から雨で、グラウンドコンディションも万全ではなかったことから、投手・野手ともに室内練習場でのメニューが中心。メイン球場を使用しての練習は、野手陣のフリー打撃のみで切り上げた。

すでに巨人・岡本和と吉川、日本ハム・伊藤、万波の4選手がコンディションが整わず、参加が辞退が発表されたなか、全28人のうち、日本シリーズ中のソフトバンク、DeNAから選出された4選手を除く、24選手が集結した。侍ジャパン・井端弘和監督(49)は「一応、全選手に声をかけたと思う」と練習中の合間を縫って、選手一人ひとりに声をかけた。

練習開始前に宮崎市内のチーム宿舎で約1時間ほどのミーティングも実施。大会連覇にむけての心構えなども訓示も行った。侍指揮官は練習後のメディア対応でも、国際大会における「初戦」の重要性を説いた。

昨年のアジアチャンピオンシップでの台湾戦や20年の東京五輪など、日本としては初戦に苦戦する傾向があることを例に示し「なかなか初戦というのはいつも、意外と野球が動かないというか、膠着していることがある。そこを何とかスムーズに勝てるようにはしたい。それにはある程度『初戦が大事』というのは、言い続けていかないといけないかなと思います」。開幕戦となる13日のオーストラリア戦からフルスロットルで戦うべく、事前合宿の段階から、選手たちに〝意識づけ〟を行っていく。

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