西武・西口文也新監督(52)が30日から始まる秋季キャンプ(宮崎・南郷、埼玉・所沢)に向け決意を語った。
西口監督はまず「秋季練習ではフェニックスリーグに参加していた選手を含め、全員がレギュラー白紙という意識のもと練習に取り組んでいました」と優勝したソフトバンクから42ゲーム差離されての最下位の現実を重く受け止めた。
その上で「この秋季キャンプではもちろんバットを振り込むこともしますが『実戦を想定した練習』を意識してやっていきたいと思っています」と再建のメインテーマである野手陣の底上げと取り組む意識付けを強調した。
一方で「また、主力の投手は所沢に残りますが、しっかりやってくれる選手たちですので、来季に向けて何が必要なのかを個人が考えて取り組み、しっかり成果に繋げて欲しいと思います」と2拠点キャンプで所沢に残る主力投手陣への言及も忘れなかった。