立憲民主党(野田佳彦代表)は29日、先の衆院選選挙(27日投開票)で初当選した新人議員たちに向けた説明会をオンラインで行った。
立憲は今度の衆院選で選挙前の98議席から大幅に増やす148議選を獲得。そのうち新人39人が初当選した。説明会は東京・永田町の党本部から辻元清美代表代行、大串博志代表代行・選対委員長、小川淳也幹事長らが出席して行われた。
小川氏は「15年ぶりの自公過半数割れという国会の状況を踏まえて、私ども全力で政権の構成や、また国会の構成に各党との協議を丁寧に臨んでいる最中です。これもひとえに初当選の皆さまなくしては成しえない1つの政治的な成果でございました」と謝辞を述べた。
オンラインで参加した新人議員たちは、初挑戦で当選した人もいれば、地方議員経験者もいる。
特別国会での初登院に向けて小川氏は「いわゆる公人として、一挙手一投足が地元有権者のみならず、全国民から注視の対象となります。日々の言動も含めて、ご努力をしてもらいたい」とクギを刺した上で「公人としての自覚を持って地元活動や、国会活動に励んでもらうことが有権者に対する恩返し。いい政策議論につなげていくことを通して、みんなで期待に応えていきたい。一緒に国会で良い社会を作るために、戦いを進めてまいりましょう」と呼びかけた。