歌舞伎俳優の中村獅童らが29日、都内で行われた映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」(11月1日から全国公開)のジャパンプレミアイベントに登壇した。
同作は、ジャーナリストのエディ・ブロックに地球外生命体が寄生したことで誕生したヴェノムの物語。全米で公開されヒットを記録している「ヴェノム」シリーズの最終章となる。
2018年公開の1作目からヴェノムの日本語吹き替えを担当している獅童は「吹き替え本番をやったその日も、映像を見ながら泣きました」と今回の見どころを明かした。
また、グロテスクな風貌のヴェノムスーツに身を包んで登場し「片目しか見えなくて、平衡感覚がおかしくなってきているんですけど」とポツリ。特注スーツということで「3人がかりで、すごいこれ着るの大変」と明かした。
1作目のイベントでもおなじみのヴェノムスーツを着用。「今でもよく覚えていて、息子の陽喜が1歳になるかならないかくらいの時。陽喜が楽屋に遊びに来て、この格好を気に入って写真を撮ったんです」と家族とのエピソードを明かした。