ハロー! プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」の川村文乃(25)が29日、都内で行われた写真集「permanent girl」発売記念イベントに登場した。
約5年ぶりの写真集は、故郷・高知県で撮影された。出来栄えを聞かれると「ラスト写真集で、夢のような1冊になってます」を目を輝かせ「(自己採点)は100点満点なんですけど、ファンの皆さんが見て、その反応でもっと点数が増えていくんじゃないかな」と笑顔で予想した。
川村は来月28日、武道館で行われる卒業公演をもって、グループおよびハロプロから卒業。芸能活動も引退する。今の心境は「気付いたらもうあと1か月です。残り1か月は大好きなメンバーと、思う存分楽しんで駆け抜けたいです」としつつも「寂しい気持ちも大きいかな。それは今まで本当に幸せだった証拠だとも思っていて、寂しさに存分に浸りたい」と、これまでの活動に充実感を見せた。
間近に控える卒業公演のタイトルは「キラキラ」だ。照明などの〝キラキラ感〟はもちろん「アンジュルムの皆が放つキラキラさだったり、ファンの方のペンライトで武道館全体がキラキラした空間だったらうれしいな。あと、私は泣いちゃうと思うので、涙もキラキラだなって思います(笑い)」と語るなど、すでに泣く準備はバッチリだという。
イベントでは卒業後の進路を聞かれ「皆さんの前で顔を出して活動することはないと思う」とし、日本で9番目、女性として初の「1級マグロ解体師」の資格についても「マグロ解体師のお仕事もしないかな」とコメントした。
今はアンジュルムのライブを客席から見ることが夢だといい「私は芸能界を引退して一般人になるので、(席は)どうなんでしょう…。もしかしたら皆さんの後ろにいるかもしれませんね」と、いたずらっぽい笑みを浮かべながら、想像を膨らませていた。