ボートレース徳山の「にっぽん未来プロジェクト競走in徳山」は29日、予選最終日の4日目が行われた。
今年の最優秀新人最有力候補・藤原碧生(24=岡山)は、2着条件だった4日目後半6Rの大外戦で、トップタイSから鋭く最内差して2着。予選18位に滑り込んだ。今節は低調49号機の調整に大苦戦してきたが「直線は普通になった。ターン回りはまずまずいいかな。こんなに整備したのは初めて」と懸命に調整を続け、舟足を中堅域まで底上げさせた。
3月浜名湖でデビュー初Vを飾ると、今年ここまで4V。「調整面が、ナンボかうまくなったかな。Sも慣れてきた」と明かす。一方で「旋回は成長できてない。スピードを持ったまくり差しができるようになりたい。何かつかんで帰りたいので、いろいろやってます」と近い将来の記念戦線での戦いをも見据え、地力を着々と強化している。
5日目(30日)の準優11Rは再度の大外枠となるが、その走りに注目だ。