ソフトバンクとの日本シリーズ第3戦(29日、みずほペイペイ)で7回1失点の好投。チームにシリーズ初勝利をもたらしたDeNA・東克樹投手(28)が試合後、憤りを隠せなかった。
左太もも裏肉離れからの復帰登板でシリーズ1勝をマークした左腕は試合後、「これだけはお願いします」と6回の指笛騒動について明かした。
3―1で迎えた6回一死一塁、今宮の打席。2球で追い込んだ東が突然、球審に指を立てながらアピール。「試合進行を妨げる行為はおやめください」「投手が投げる間際の口笛はご遠慮ください」と2度にわたって注意がなされた。
左腕は「各社にぜひ書いてほしい」と話すと、「ペイペイ(ドーム)は指笛が禁止されていないので問題はないんですけど、ただ投げる瞬間、モーションに入ってから、わざと口笛を吹く感じだったので。それだけはやめてほしい」と状況を説明した。
さらに左腕は「これが仕事で人生をかけてやっているので。(ファンに)悪気はなかったかもしれないですけど、僕にとってはすごく気にしてしまった」と続けた。
もっとも直後に今宮に中前打を打たれたことには、「それに関してはただの実力不足です」と影響を否定した。