ソフトバンクは29日の日本シリーズ第3戦DeNA戦(みずほペイペイ)に1―4で敗れた。2番手・大津亮介投手(25)が桑原に決勝弾を浴びるなど2失点。第二先発としての役目を果たせなかった。
先発・スチュワートが4回までに69球を投じたこともあり、5回からマウンドに上がった大津。先頭・桑原に2球目のカットボールを捉えられると、打球は左中間テラス席へ。勝ち越しを許した。
その後も安打と連続四球で無死満塁とし、犠飛で1点を追加されたところで降板。0回1/3を2安打2四球2失点だった。
大津は「初球ちょっと力んで。結果打たれたんですけど、桑原さんもちょっと泳いだらレフトに(長打が)あるっていうのも頭にあった中での結果だったので。割り切ろうと思ったんですけど、なかなかうまいこといかなかった」と話し「展開も展開だったので。大事なところから投げさせてもらったんですけど、申し訳ない」と唇を噛んだ。
今季から先発に転向し、7勝を挙げた2年目右腕。今季初の救援登板だったが、悔しい結果となった。