ネコナマズはナマズ人魚に進化する? 格闘技イベント「RIZIN LANDMARK10」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや)で行われる〝ネコナマズ〟こと芦澤竜誠(29)と昇侍(41)の一戦を〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)が占った。
芦澤は29日、都内で3分のミット打ちを公開し、軽快な動きを見せると「余裕。(昇侍は)もう41だろ。終わりだよ」と自信満々。「つかまれても逃げるから。猫みたいに動く。〝ネコナマズ〟だ」と、4月に判定勝ちした皇治戦からのさらなる進化に胸を張った。
だが、その皇治のセコンドも務めた青木は「芦澤は皇治に勝っただけで、何をMMAができるぶってるんだ」と声をしゃがれさせて一喝。続けて「まだ海の物とも山の物とも川の物とも分からないだろ。だって皇治に勝っただけなんだぞ」とくさした。
だが、戦局を問われると「結局、ぶん殴り合いになるだろうな。ただ、俺と同い年のノボリザムライ(昇侍)さんは打たれ弱くなっているはずだから、芦澤がぶん殴って終わりだろう。41ってもう、打撃に反応できる年じゃないんだよ…」と鈍くメガネを光らせる。
さらに青木は、芦澤のKO勝ちを予言した上で「今回、証明されるのは皇治さんの打たれ強さだけで、芦澤は神秘のベールをまとったまま終わるよ。神秘のナマズ…つまり〝ナマズ人魚〟になるんだ」と〝ネコナマズ〟に負けず劣らずな単語を創造した。
さらに「こうなったら、昇侍さんが負けたら、40過ぎた選手はみんなで〝いったん合同引退式〟をしようじゃないか」と意味不明な言葉を口走る。そして最後に「そうなると、俺は王者のまま引退したいから、次は絶対に防衛しないといけない!」とクリス・ブルックスを迎えてのKO-D無差別級王座V4戦(11月4日、東京・ひがしんアリーナ=DDT)に向けて腕をぶし、グラップリングジム「BAMF」から自転車で走り去った。