西武は30日、ヘスス・アギラー内野手(34)との契約を終了し、来季の契約を結ばないと発表した。
メジャー通算114本塁打を掲げて開幕から4番を任されたアギラ―だが、NPBへの適応に苦しみ30試合出場で打率・2割4厘、2本塁打、10打点と結果を残せず5月8日に右足首の痛みで登録を抹消されて以降は一軍出場はなかった。
その後、アギラ―は8月に渡米し「右足関節後方の鏡視下クリーニング手術」を行い実戦復帰まで約2か月の診断を受けていた。球団はその後、右足首の回復を見ながら来季の契約延長も視野に入れていたが1年での退団となった。
西武はアギラーの他にフランチー・コルデロ外野手、育成から支配下昇格したアンソニー・ガルシア外野手を一軍で起用したが、コルデロは23試合で打率1割2分9厘、1本塁打。ガルシアは19試合で打率1割3分1厘、1本塁打といずれも期待していた長距離砲としての役割を果たせず、打線の起爆剤にならなかった。