俳優・市村正親(75)、歌手・平原綾香(40)らが30日、都内でミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」の制作発表会見を行った。
同作は、イギリスの作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバーの代表作「オペラ座の怪人」の後日談として生み出された。日本では3回目の公演となる。
1988年に日本初演となった「オペラ座の怪人」からファントム役を演じてきた市村は「この役に出会ったのが僕が39。まさか、オペラ座の怪人から10年後のファントムのお話がある、と聞いて運命的な何かを感じていて。ファントム俳優としてはやらざるを得ないなと思った」などと語った。
2014年の同作初演で、ミュージカル初出演となった平原は「今年がミュージカルデビュー10周年。初めての挑戦のミュージカルなので、舞台に立つ上でのいろんな大事のことを教わった大事な作品」と思い入れのある作品だと明かした。
初演を振り返り「その時に市村さんにも優しくしてもらって。周りの人たちにも色々教えてもらって。多分あの時いじめられていたら、ミュージカルやっていない」と冗談交じりに明かした。
舞台は東京・千代田区の日生劇場で、来年1月17日~2月24日まで開催される。