F1レッドブルが、セルジオ・ペレス(34)の後任として〝神童〟フランコ・コラピント(21=ウィリアムズ)の来季獲得へ電撃オファーだ。
ペレスの不振や衰えが顕著となる中で、レッドブルは来季契約が残っているものの解雇を検討。姉妹チームのRBから角田裕毅やリアム・ローソンの昇格が検討されている。
そうした中で、今季途中からウィリアムズの正ドライバーに昇格して傑出したパフォーマンスを見せているコラピントをレッドブルがリストアップ。そして、電撃的に巨額オファーを提示したという。
メキシコメディア「ポルエスト」は「レッドブルがコラピントに支払うであろう億万長者の金額。ペレスは欠場するだろう」と指摘。「ペレスのレッドブル退団の噂が高まっている。コラピントの加入について臆測が飛び交う」と伝えた。
同メディアは、オランダの著名ジャーナリストであるジャック・プルーイ氏の情報をもとに「レッドブルは2000万ドル(約31億円)をオファーしただろう。目的はアルゼンチン人パイロット、フランコ・コラピントの雇用を確保することだ」と電撃オファーを報じた。シーズン途中からデビューしたばかりのルーキーに対しては破格の条件で、レッドブルの本気度がうかがえる。
まだ同メディアは、ペレスの更迭が確実になったことも併せて報道。ペレスの父アントニオ・ペレス・ガリバイ氏が、SNSで先日の母国メキシコGPを「最後のレース」と形容して、ペレスの引退を示唆と指摘した。
レッドブルの本命はコラピントなのか、はたまた角田の昇格もあるのか。王者をめぐる動きに注目が集まる。