11月開幕のプレミア12へ向け、宮崎で合宿を行っている日本代表・侍ジャパン・井端弘和監督(49)が、5日に予定されている広島との練習試合で、一塁を本職とする清宮幸太郎内野手(25)を左翼で起用するプランを披露した。
今大会のメンバーで外野手は5人。そのうちDeNA・佐野恵太(29)と桑原将志(31)の2人は日本シリーズに出場中で、現在、宮崎合宿に参加している森下、五十幡、辰巳の3人のみ。このうち、俊足が武器の五十幡については試合途中での代走起用したい意向があり、指揮官は「5日の試合が外野が(森下、辰巳と)2人しかいないので。(プレミアの)本戦では内野でやってもらおうと思っていますけど」とあくまで一時的な起用であることを示唆した。
今季は一塁、三塁が主な持ち場だった清宮だが、左翼も途中交代も含め8試合でポジションを務めた経験があり、合宿2日目のこの日のシートノックでは左翼に入り、来る対外試合に向け精力的に打球を追っていた。